英会話に限らず、会話の基礎は挨拶です。日本語でだって、挨拶がきちんとできなければ、その後の会話にスムーズに入ることができませんよね。
これは初対面でも久しぶりに会う友人でも同じです。
また人間関係を作っていくときも、挨拶がとても重要なはずです。
英会話でだって、それは同じこと。たとえほとんど英語が話せなかったとしても、挨拶くらいはきちんとできるようになっておきたいものですね。
そこで今回は英会話の基本的な挨拶をいくつかご紹介していきます。
シンプルなものを集めてみたので、これから英会話を始めようという入門者の方に役立つと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
英会話において挨拶はとても大事!
冒頭でも少し触れていますが、コミュニケーションの基本は挨拶です。
それは日本語でも英語でも同じことなのですが、実は英語圏の文化の方が、日本のそれよりも挨拶が非常に重要視されています。
日本だと無言でもすませられる場面でも、英語圏だと挨拶をきちんとしなければ「失礼な奴だ」と思われてしまうことだってあるんです。
ですから、英会話において挨拶は非常に大切です。
逆に言えば、感じの良い挨拶さえできれば、あとはなんとなくうまくいきます。
挨拶くらいはすぐに丸覚えできるはずですから、必要な挨拶はしっかり覚えて英会話の実践に挑みましょう。
英会話の基本的な挨拶を覚えよう
それではここからは、英会話で覚えておきたい基本的な挨拶フレーズを、シーンごとの使い方とともにご紹介していきます。
英会話をはじめるなら、まずはここから覚えていきましょう。
いつでも誰にでも使える挨拶
・Hello!
・Hi!(友達相手のみに使うのがおすすめ)
“Hello”という挨拶は、フォーマルにもカジュアルにも使えるとても便利な挨拶です。
仕事の同僚や友達同士で使うと、ちょっと堅い感じもしますが、問題ありません。
”Hi”はそれよりもカジュアルな表現となります。
「やあ」と訳されていることもありますが、”hello”は”hello”として覚えましょう。
誰かに会ったとき、お店などで会計をしてもらうとき、何か質問をするときなど、まずは”hello”と話しかけてみてください。
挨拶としてだけではなく、呼びかけとしても使えます。
時間別に使う少しフォーマルな表現
上記の”hello”は時間を選ばずいつでも使える表現ですが、時間別に使う挨拶表現は、少しフォーマル寄りとなります。
では早速時間別に見ていきましょう。
・(朝)Good morning.
・(昼)Good afternoon.
・(夕)Good evening.
この中で、”good morning”だけは、友達同士等の近い関係でも使います。
朝だけは、”hello”や”hi”よりも、”morning!”と挨拶することが多いですね。
他のフレーズはフォーマルなので、ビジネスの場や知らない相手、尊敬を込めなければならない相手に使うのがおすすめです。
“How are you?”も挨拶のうち
ここまで英会話で使う超基本的な挨拶をご紹介しましたが、実は英語の挨拶は上記の表現で終わることの方が稀です。
例えば、呼びかけとして“hello”を使う場合は、その次は用件を話しても不自然ではありませんが、挨拶として”hello”と言ったのなら、その次は下記のフレーズを口にしてみましょう。
・How are you?
「お元気ですか?」と訳されるこの表現。実は挨拶の一部でもあるんです。
親しい友人や知人同士で、本当に相手の調子を訊きたいときにももちろん使えますが、通常は”hello”の後につける挨拶フレーズとして用います。
“How are you?”と言った相手も、本当にあなたの調子が訊きたいわけではないので、返事がなんなのかは気にしていません。すれ違いざまに下記のような会話になることもあります。
A: Hi, how are you?(やあ、元気?)
B: Hi, yeah, thanks. You?(やあ、ありがと。君は?)
“How are you?”に対しての回答が抜けていますよね。
でもすれ違いざまだと時間がないですし、別にただの挨拶なので、しっかり答える必要もないわけです。
というわけで、”Hello, how are you?”までを一つの挨拶として覚えてしまうといいでしょう。
はじめて会う人への挨拶
英会話初心者でも、初めて会う人と挨拶をすることは多いでしょう。
そんなときはこのフレーズです。
・Nice to meet you.
「はじめまして」の定番のこのフレーズ。
本当は「はじめまして」にはもっとバリエーションがあるのですが、英会話初心者ならこのフレーズで十分です。
相手が先に言ってきたとしても、”Nice to meet you, too.”のように、”too”(〜も)をつけて言う必要もありません。
“Thank you.”は忘れずに
英会話でとても重要な挨拶と言えば、お礼フレーズのこれかもしれません。
・Thank you.
・Thank you very much.
上は「ありがとう」、下は「とてもありがとう」のような感じです。
ニュアンスはほとんど同じです。
この表現はどちらも誰にでも使えますから、お礼フレーズはまずこれらを覚えておきましょう。
とにかく誰かに何かをしてもらったら、瞬時にこれが言えるようになっておきましょう。
本当に重要な言葉で、これが言えるかどうかで、店員さんなどの態度が変わるくらいです。
ちょっとしたことでも、すぐに”Thank you.”と出てくるように口に覚えさせてくださいね。
まとめ
今回はさまざまな解説つきで、英語の超基本的な挨拶をご紹介しましたが、すべて覚えられそうでしょうか。
挨拶の基本であるこれらのフレーズさえ覚えておけば、その後のコミュニケーションはなんとかなります。
もちろん印象良く話したり聞いたりするなどは挨拶の基本なので、そこは注意しましょう。
まずはスラスラと挨拶ができるように、何度も練習してみてくださいね。