さあ、英会話を始めてみよう!・・・そんな風に思っても、どこから手をつけていいかわからないなんて人は多いはず。
英会話教材は巷にたくさんありますし、選ぶのも大変ですよね。
そこで入門者が陥りやすいのが、たくさんの教材を買ってしまうこと。そして教材を買うことで満足してしまうことでしょう。
そうならず、しっかり英会話を身につけるためにも、これから英会話を始めようとしている人がどこから手をつければいいのか、そのおすすめの手順をご紹介します。
まずはここから始めてみてくださいね。
「英会話」をマスターしたいならリスニング力を鍛えよう
英会話をマスターしたいと思うなら、リスニング力を鍛えることをおすすめします。
それもまずはニュースなどの一方的に誰かが話しているような音声のリスニング力ではなく、会話に特化したリスニング力を鍛えましょう。
ここでは、会話に特化したリスニング力を鍛えるための方法をご説明します。
入門用リスニング教材を選ぼう
独学で英会話に必要なリスニング力を鍛えるなら、リスニング教材は必須となるでしょう。
そこでまずは入門用のリスニング教材を探してみてください。入門用でも中身を見ると難しく感じるかもしれませんが、使い込んでいるうちにどんどん簡単になっていきますから、問題ありません。
リスニング教材・入門用をキーワードに、自分が必要だと思うテーマや、中身が見やすいもの、評判が良いものに絞ってみていきましょう。
その際、会話文が多めのリスニング教材を選ぶのがおすすめです。
そしてたくさんの教材は必要なく、最初は気に入ったもの1つに絞ってはじめてください。
同じシリーズでたくさんのレベルが準備されているものだと、ステップアップしたときにそのままそのシリーズで続ければいいので、シリーズ化されているものもおすすめです。
英語スクリプト・日本語訳どちらもチェック
リスニング教材を選んだら、早速リスニングの練習をします。
ひとまず簡単なものを1つ選んで聞いてみましょう。
本当に入門の人だとほとんど理解できないかもしれません。それはそれで問題ないので、1度は何も見ずに集中して聞いてみてください。
そのあとは、英語スクリプトを見ながら音声を聞きます。
これで少し意味がわかってくる人もいるでしょう。聞きながら、どの部分を読んでいるのか追えていると望ましいのですが、最初のうちはところどころわかれば問題ありません。
そして最後に日本語訳をチェックします。
日本語訳は日本語だけで読んでも、リスニング音声を聞きながら読んでもどちらでも構いません。
日本語訳を読むことで、何の話なのか理解できるようになりますよね。
そこまでやったら、また英語スクリプトに戻ります。
英語スクリプトがなくても理解できるレベルになるまでは、スクリプトを読みながらリスニング音声を聞くといいでしょう。
毎日聞くことが大事
毎日上の手順をふむ必要はありませんが、リスニング教材の意味がある程度わかった上で、毎日音声を聞くことを続けてみましょう。
そうしているうちに、耳も慣れて来ますし、いくつかのフレーズを真似することができるようになってきます。
スクリプトがなくても、全体の意味を聞いていて理解できるようになるまで同じセクションを何度も毎日聞いてみてください。
-
【英会話】毎日継続することのすすめ
続きを見る
最初は決まったフレーズをいくつか覚えよう
英会話は「会話」なのですから、リスニングだけではなく、スピーキングも必要になります。
しかし入門レベルの人が急に会話をするのはなかなか難しいでしょう。
そこで最初は決まったフレーズをいくつか丸覚えしてしまうことをおすすめします。
いつ使うフレーズなのかも理解しつつ、フレーズを覚えていきましょう。
基本の会話フレーズはマスターすること
入門者がまず覚えるべきなのは、基本の会話フレーズです。
挨拶、自己紹介といったところですね。挨拶と自己紹介を色々なバリュエーションでできるように、さまざまなフレーズを覚えていきましょう。
自己紹介では、なぜ英会話を始めたのか、職業は何なのか、何を勉強しているのか、趣味は何か、程度のことは言えるようになっておきましょう。
それに必要な単語も、辞書などで調べてみてください。そうしている内に、自分のことを話すのに必要な語彙力がついていきます。
入門英会話では、自分のことを話すこと、そして相手について尋ねることが必要になります。
このあたりのフレーズがマスターできれば、ちょっとした会話を楽しめるでしょう。
-
英会話で自己紹介【5つのポイント】
2019/4/16
リスニング教材などから使えそうなフレーズをピックアップ
基本の会話フレーズが必要だと言われても、自分ではそのフレーズが何かわからないかもしれませんね。
そんなときは、リスニング教材から使えそうなフレーズをピックアップしてみましょう。
もしくは、入門用の英会話教材でも構いません。
基本の英会話フレーズは、リスニングに特化した教材よりも、英会話教材の方が載っていることが多いでしょう。
英会話教材を選ぶ際にも、音声が聞けるものを選んで、真似してみましょう。
フレーズをピックアップしたら、自分のことが説明できるように、色々な言い方を考えてみてくださいね。
そうしたフレーズを1日何度か口にしてしっかり覚えていきましょう。
自分の英語が伝わるか実践も大事!
独学で英会話をしていると、どうしてもそれが伝わるかどうかわからない部分があるでしょう。
ですから、伝わる英語なのかどうか実践をしてみることも重要です。
おすすめは、英会話カフェなどに通ったり、オンライン英会話をしてみたりすることです。
入門レベルだと海外の友達を作って練習というのは、まだまだ難しいので、英会話カフェのスタッフやオンライン英会話の講師に対して実践するのがおすすめです。
オンライン英会話は月額2,000円程度からありますし、ポイント制で時々レッスンが受けられるようなものもありますから、無理のない範囲で選ぶといいでしょう。
まとめ
今回は英会話を始める人が、どこから手をつけるべきなのか、おすすめの方法をご紹介しました。
もちろんこれ以外の方法でも、英会話は身につきます。重要なのは継続すること。
もしも自分で方法を決められないなら、まずはここでご紹介した方法から試してみてくださいね。