赤ちゃんを連れてお出かけの際、ベビーカーよりも抱っこ紐を使っているというママさんは多いのではないでしょうか?
ベビーカーよりも動きやすいですし、赤ちゃんと密着できる抱っこ紐は便利なアイテムですよね。
ただ、密着してるという状況は逆に困ってしまう事があります。
そう「抱っこ紐してる時のトイレってどうするの?」という点です。
今回は、その疑問に対して子育て経験豊富なわたくしSUZUKOが解説していきます。
抱っこ紐でのトイレはどうする?
状況によって対処法は変わります。
以下の3パターンが考えられます。
1.家にいるとき
2.誰かと外出中のとき
3.自分一人で外出中のとき
1の場合はベビーベッドやベビーカーなどに赤ちゃんをうつし、トイレに行けばいいですね。
2の場合はパパや親など同行者に赤ちゃんを預けトイレに行きましょう。
問題は3の場合です。
おむつ替えスペース付きトイレなどがある多目的トイレがあると赤ちゃんをうつしトイレできますが、多目的トイレがない場合は抱っこ紐で赤ちゃんを抱えた状態でトイレをしましょう。
その際、準備が必要になります。
抱っこ紐でお出かけする際の準備
まず、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして一人で出かけるとなった場合、おすすめなのがスカートをはいていくこと!
小さい赤ちゃんを育てているのにスカートなんてはいていられない…と思われるかもしれませんが、パンツのままだと正直厄介です。
たとえパンツを下ろして用を足せたとしても、その後上げなければならず、自宅ならまだいいとしても外出先だとなかなか大変です。
でも、スカートならめくりあげて用を足せばいいだけですよね?
では、どんなスカートがいいのかと言うと、ずばりロングスカートです。
娘が抱っこ紐のままトイレに行った時もロングスカートをはいていました。
また、体にぴったりと密着していないものの方がオススメ。
フレアースカートで生地が柔らかめのものだとなおよしです!
抱っこ紐でトイレに行く方法
では、具体的に抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしたままトイレに行く方法を具体的にお教えします。
もちろん、トイレは和式ではなく洋式を選びましょう。
できれば広いタイプの個室を選べば、楽に用を足せるかと思います。
赤ちゃんを腰より高い位置に上げ、腰ベルトも同時に上げておく。
この時、赤ちゃんの脚をしっかり開けておくことが重要で、便座に座った時赤ちゃんの脚を巻き込まないようにするためです。
また、ベルト部分が余ったらまとめておきましょう。
これでトイレも楽にできます。
抱っこ紐でトイレに行く時の注意点
では、抱っこ紐のままでトイレに行く時、どういうことに注意すればいいのでしょうか?
赤ちゃんの体勢に気をつける
最近、赤ちゃんの脚が下に垂れた状態で抱っこするタイプの抱っこ紐をよく見かけます。
そのタイプでは、便座に座る時、赤ちゃんの脚を持ち上げ自分の体をまたがせるようにすることが大切です。
そうしないと、赤ちゃんは脚を後ろに伸ばしてしまい体を反らせてしまうので、体勢が非常に悪くなり泣き出してしまうかもしれないからです。
トイレに入っている時に赤ちゃんに泣き出されてしまったら、困りますものね?
抱っこ紐のストラップに気をつける
抱っこ紐のままでトイレに行く場合、ストラップ部分をトイレの水つけてしまった!という人が多いようです。
そうならないよう、トイレに行く際きちんとまとめておくようにしましょう。
また、スリングタイプの抱っこ紐を使っている場合も便座に座ると床についてしまう場合があるので、ある程度まとめておき、座るようにしましょう。
色々と面倒なことも多いですが、後で「あらら…」とならなくて済むよう、前もって準備することが大切です。
トイレは絶対に我慢しない!
赤ちゃん連れでお出かけするとトイレに行きづらいため、つい我慢してしまうという方が多いです。
わたくしの経験から、トイレを我慢するのは絶対に止めてもらいたいです。
育児中のパパやママは疲れがたまりやすくなっており、抵抗力が落ちているので体調を崩しやすいからです。
そのため、私も育児中何度か膀胱炎にかかったことがありました。
膀胱炎は細菌感染の病気で、場合によっては激しい痛みが起きることもある恐ろしい病気です。
赤ちゃん連れでトイレに行くのは面倒だからと言って長時間トイレを我慢すると、この膀胱炎にかかりやすくなります。
また、膀胱炎を繰り返すと慢性化してしまうこともあるので、トイレに行きたくなったら我慢せず行っていただきたいです。
もし、外出中に抱っこ紐でどうしてもトイレに行きづらい…というようであれば、 お店の方など誰かにお願いして少しの間見てもらうといいでしょう。
特に女性の方なら嫌がらずに見てくれるはずですよ?
1人で何とかしようとせず、遠慮せず他人に頼ってみましょう。
まとめ
赤ちゃんを連れて外出するとなると、一番頭を悩ませるのがトイレ問題です。
子育て中のパパやママはさまざまな対策を講じていると思いますが、抱っこ紐のままトイレに行きやすいよう事前に準備しておくことが重要です。
たとえば、着て行く服装やトイレの場所、ベビーチェアなどが完備されているかどうか…などです。
赤ちゃんとのお出かけがおっくうにならずに済むよう、これを機会にトイレ対策、考えてみてくださいね!