はじめに
赤ちゃんと外出する際に大活躍のベビーカーは抱っこひもを使うよりパパやママの負担が軽く、荷物ものせられるので便利です。
わたくしSUZUKOも子どもが2歳と0歳の頃、2人いっぺんにベビーカーに乗せて買いものしていました(危険なのでおススメできませんが…)。
そんな便利なベビーカーも、いつか卒業する時がやってきますが、そのタイミングが分からないという方は多いはず。
ここではベビーカーを卒業するタイミングや、歩かせることのメリットなどをお教えしたいと思います!
ベビーカーの種類と対象年齢
そもそも、ベビーカーと一言で言っても種類が2つあり、A型は生後1か月くらい~3歳くらいまでが対象と言われています。
A型は首のすわっていない赤ちゃんでも乗せることができるようリクライニング機能が備わっています。
安全性も高いので、早い時期から長期間乗せることができる便利なタイプです。
いっぽうで、B型は生後7か月~4歳くらいまでが対象のものがほとんどで、軽くて持ち運びやすく中にはチャイルドシートとして使えるものもあるため、使い道によって選ぶようにしましょう。
このベビーカーの使用期間の目安とされている月齢&年齢は安全性を元に考えられたものであり、何歳まで乗せるのがベストなのか?というのとは全く別の問題です。
ベビーカーを使うメリット
気軽に外出できる
ベビーカーを使って赤ちゃんを育てる最大のメリットは気軽にお散歩へ行ったり、買い物に行ったりできること。
ベビーカーがあれば、旅行で観光する際に赤ちゃんやある程度の荷物をのせられるのでパパやママも負担が軽く済みますよね?
特に腰痛持ちの方はずっと赤ちゃんを抱っこしたままで移動するとなれば腰痛が悪化するかもしれません。
こう考えてみると、ベビーカーがあればこそ外出しようと思えるのかもしれません!
ベビーカーを卒業して歩かせるメリット
では、お子さんがベビーカーを卒業し歩くことで得られるものに何があるでしょうか?
足腰が鍛えられる
当然、たくさん歩けば歩くほど足腰は鍛えられますが、階段や坂道などを歩くとより効果が高いです。
フラットなところを歩くのとくらべ重力負荷が3倍もかかるので、心肺機能や筋力がより鍛えられます。
また、歩くことで幸せホルモンが分泌され自律神経に働きかけるとも言われており、そうなるとストレスが解消され心身共に健康になります。
さらに、適度な運動を行うことで良質な睡眠も得られる…など、いいことずくめです!
脳の神経が発達する
赤ちゃんの脳は生まれたばかりの時、まっさらな状態です。
それが短期間で急激に成長し8割は5歳まで、完成するのが12歳頃だと言われれています。
そのため、この時期までにいかにたくさん歩くかによって、お子さんの脳の神経系の発達が決まると言ってもいいでしょう。
歩くことで脳の神経細胞が刺激を受け、神経細胞同士の伝達がしやすくなるそうです。
さらに、人間の下半身には全身の3分の2もの筋肉が集中していて、その筋肉を積極的に動かせば脳の働きが活発になります。
また、歩くことで血流がよくなるため脳に酸素が大量に送られることから脳が活性化します。
動物実験で記憶力アップと歩くことに深い関係があると判明しています。
ベビーカーを卒業するベストタイミングは?
歩くことでどれだけメリットがあるかお分かりいただいたところで、ベビーカーを卒業するベストタイミングっていつなのでしょうか?
お子さんが少しずつ歩けるようになると、ベビーカーを持ってお出かけするのに迷うかと思います。
ベビーカーを卒業するタイミングを見計らう方法はお子さんの歩き方をチェックすること。
しっかりと歩けるようになり、ある程度の時間歩いても疲れにくくなったら、ベビーカーを卒業するタイミングと判断してよさそうです。
ぜひ、ベビーカーを持たず歩いて行ってみようか?と聞いてみてください。
年齢で言うと2~3歳頃ですが、ただ、その頃は甘えたい時期と重なるのでパパやママに甘えたいばかりに、ベビーカーに乗りたいと言うかもしれません。
そういう場合は「ベビーカーに乗っていると赤ちゃんみたいで恥ずかしいねぇ」などと言いようにし、できるだけ歩くようにもっていきましょう。
そうすれば、お子さんも次第にベビーカーなしの生活に慣れてくるかと思います。
まとめ
ベビーカーを卒業する時期に厳密な決まりも正解も存在しません。
それぞれのご家庭でライフスタイルも事情も違いますので、一概にいつとは言いきれないのです。
もっとも重要なのはお子さん自身が自発的にやめること。
つまり、自分で歩きたいと思わせることが大切なので、時間に余裕がある時など、できる限りお子さんと一緒に散歩に行ったりして歩楽しさを実感させてあげてみてください!
お子さん自身が歩くことの楽しさを発見すれば、自然と自発的にベビーカー卒業を迎えられるはずですよ!