はじめに
「何事にも目標設定が大切」
こんな言葉をよく聞きますよね。
確かに勉強やスポーツにおいては、モチベーションを維持するためにも目標を設定することは大切です。
では英会話においては、目標設定をすることにどんな意味があるのでしょうか。
本記事では、英会話上達のために目標設定が大切な理由と、具体的な目標設定の仕方について解説していきます。
これから英会話の勉強をしようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ英会話上達には目標設定が大切なの?
まずは英会話の上達においてなぜ目標設定が大切なのかについて解説していきます。
目標によってどんな勉強をすべきなのかが変わってくる
一言に英会話といっても、どんなシチュエーションで英会話を使うかで勉強すべき内容は変わってきます。
・海外旅行?
・ビジネスシーン?
・外国人との共同生活?
例えばビジネスシーンで英語を話したいのに、レストランや空港でよく使う英語フレーズを覚えてもあまり役には立ちません。
「外国人の女の子を口説きたい!」という目標があるにも関わらず、ビジネス英語を覚えても無意味です。
英会話はシーンに応じて求められる力が変わってくるからこそ、目標設定が大切です。
目標の大きさによって、必要な勉強量が見えてくる
どの程度のレベルの英語を話したいかによって、必要な勉強量は異なります。
例えば「1年後にネイティブ並みの英語を話したい!」という目標があるのであれば、1日30分程度の勉強をするだけでは現実的に達成困難です。
毎日の勉強量は目標から逆算する必要があります。
目標がないと、モチベーションが維持できない
英会話の勉強はコツコツ文法や単語を覚えたりと、地味な部分も多いです。
よって目標がないと、すぐに勉強するのが苦痛になってきてしまいます。
モチベーションを高く保つためにも、「理想の自分像」を常に描く必要があります。
目標は3段階で設定すべし!
それでは英会話上達のために、具体的にどんな目標を設定すべきなのかについて解説していきます。
英会話上達のための目標は、下記の3段階に分けて設定すると効率的に学習を進めやすいです。
・最終目標
・短期目標
・日々の目標
それぞれの目標について、詳しく説明していきます。
最終目標
最終目標とは、英会話を勉強する上での最終的な到達点のことです。
・一人で海外旅行がしたい
・ビジネスの場において英語で交渉できるようになりたい
・英会話に関する資格を取得したい
「なぜ、あなたは英会話の勉強をするのですか?」
と問われた時にあなたの口から出てくるのが、この最終目標です。
最終目標は漠然としたものでも構いません。
この目標に向かって、英会話の勉強をしていくことになります。
短期目標
最終目標を達成するために、次は短期目標を設定します。
【例】 最終目標が「一人で海外旅行がしたい」だった場合
①1ヶ月以内に日常英語に関するフレーズを30個覚える
②2ヶ月以内に参考書1冊を完璧に仕上げる
③6ヶ月でオンライン英会話の先生と通算50時間以上話す
最終目標を達成するためにどれくらいの努力をしたら良いのかを考え、短期目標は設定します。
最終目標だけでは漠然とし過ぎているので、短期目標を設定してより具体的な行動へと落とし込んでいきます。
日々の目標
短期目標を定めたら、次は日々の目標を立てます。
【例1】短期目標が「1ヶ月以内に日常英語に関するフレーズを30個覚える」だった場合
→日々の目標は「1日1個、日常英語に関するフレーズを覚える」
【例2】短期目標が「6ヶ月でオンライン英会話の先生と通算50時間以上話す」だった場合
→日々の目標は「土日を除き、1日30分オンライン英会話の先生と話す」
短期目標から逆算し、1日の内に何をどれくらい勉強したら良いのかを定めます。
日々の目標を立てることで、その日自分が何をしなくてはいけないのかが明確に分かります。
このように大きな目標から小さな目標に落とし込んでいくことで、モチベーションを維持しつつ毎日コツコツ頑張ることが可能です。
※オンライン英会話まとめ
日々の目標通り頑張れないときは、素直に目標を修正することも大切
日々の目標通り頑張れない原因としては、
・1日のうちにやるべき勉強を詰め込み過ぎている
・最終目標が遠くにあり過ぎて、モチベーションが上がらない
といったことが挙げられます。
絶対に達成が困難な目標を掲げても、意味はありません。
自分がどれくらいの熱量を英会話に注げるのかをよく考え、素直に目標を修正することも大切です。
まとめ
本記事では、英会話上達ために目標設定が大切な理由と、具体的な目標設定の仕方について解説しました。
記事の中でも述べた通り、勉強のモチベーションを維持するためには目標設定が非常に重要となってきます。
英会話を習得すると決めた時に、まずやるべきなのが目標設定です。
「なりたい自分像」を思い浮かべながら、今日から英会話の勉強に励みましょう。
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