はじめに
トイレトレーニングでおしっこはできるようになっても、うんちが無理…というお子さんは多いです。ここではそんなうんちのトイレトレーニングを成功させるためのポイントをわたくしSUZUKOがお教えしたいと思います。
トイレでうんちができない理由
大人も同様ですが、おしっことは違いうんちは我慢できてしまうので、トイレでうんちするのが苦手になり、どんどんトイレでできなくなります。
さらに、これが便秘につながっていくことも多いです。
そのため、お子さんがトイレに対し、どんな苦手意識があるのかを理解してあげましょう。
トイレトレーニングでうんちできるようになるには
おまるからスタートする
どんなに頑張ってもトイレでうんちできない場合、まずはおまるからチャレンジしてみましょう。
おまるを使うメリットには次のようなものがあります。
・したいと思ったらすぐにできる
・お部屋の中でトレーニングできる
・しっかりと足が床につく
などです。
おまるは特に小さいお子さんにおすすめですが、座りやすいということだけでなくうんちしたいと思ったらすぐに座らせられるのでタイミングを取りやすいです。
私が子育てしていた時代とは違いさまざまなおまるが売られているので、お子さんの好きなものを選んであげ、トイレに対する抵抗感をなくしてあげましょう。
食生活に工夫を
また、便意を意識的に抑制している場合もあり、しばらくうんちが出ないとどんどん硬くなってしまい、さらに我慢する…という悪循環に陥ります。
大人なら今日しないと明日余計つらくなるのでなんとか出そう!とがんばるでしょうが、お子さんにはそれが分かりません。
また、食物繊維が不足していると、便秘がちになります。
たとえば、かぼちゃやサツマイモ、納豆、枝豆、のり、キノコ類などを食事に取り入れてあげ、おやつにはバナナやりんご、焼き芋などをあげるといいでしょう。
よくお子さんに牛乳を飲ませているかと思いますが、この牛乳はうんちを硬くするのであげすぎには要注意です。
ヨーグルトにオリゴ糖を加えたものをあげたり、果物を積極的に与えるようにし、甘いものやジュース、アイス類は控えめにしましょう。
また、野菜不足だからと言って野菜ジュースを与えることもあるでしょうが、実際に野菜ジュースだと食物繊維を摂ることは難しいです。
ジュースではなく、実際に野菜を調理して与えないと意味がありません。
ご褒美を与える
トイレトレーニングでうんちを成功させるにはお子さんの喜びそうなご褒美を与えるのもおすすめ。
たとえば、トイレにカレンダーや表などを貼り、うんちができるたびにシールを貼ってあげたり、そのシールの数によってご褒美をあげるというもの。
シールは100円ショップなどでも売られているので、たくさん買っておき好きなシールを貼らせ、ちょっとしただ菓子やおもちゃをあげると積極的にトイレでうんちをするようになるでしょう。
お子さんをもので釣るのはちょっと…と思う場合は幼稚園や保育園で実際に使うもの、たとえば、ティッシュやハンカチなどを用意してご褒美としてあげてもいいでしょう。
これらのものはどうせいるものなので、親にとって罪悪感がが少ないかと思います。
足がしっかりつくようにする
お子さんの中には便座に座った時に足が床から離れるためいきみにくいという場合があるので、踏み台や補助便座などを用意してあげるのも手です。
叱らない
お子さんに生活習慣を教える際、イライラせず叱らないということが大切です。
特に、トイレトレーニングでうんちに失敗すると掃除や片付けが面倒なのでつい叱ってしまったりします。
そうすると、余計お子さんはストレスに感じてしまい我慢するようになるでしょう。
もし、優しくトレーニングしていても、うんちがうまくできないことをプレッシャーに感じてしまっているのかも。
実際に、我が家でも娘はうんちを我慢してしまうことが多かったです。
きっと、私のイライラが伝わっていたんでしょうね。
また、お子さんの心身の発達途中にトイレトレーニングを焦って進めてしまうと、後になってなんらかの悪影響が出ることもあります。
親がゆったりとした気持ちでイライラせず、たとえお子さんがうんちに失敗したとしても叱らないようにしてあげて欲しいです。
まとめ
うんちはおしっことは違い、我慢しようと思えばできてしまうのでトイレトレーニングが進みづらいです。
また、場合によってお子さんが便秘になってしまうこともあります。
色々な方法でチャレンジしてながら、親も子もストレスにならないようゆったりとした気持ちで進められるといいですね。
私がトイレトレーニングしていた時言われた言葉、
「大人になってもおむつしている人はいないよ!」
というのがあります。
つまり、トイレトレーニングには必ず終わりがあるということ。
気楽な気持ちで取り組みましょう!