はじめに
赤ちゃんが健康でいるためには歯が健康でないといけません。
そのために大切なのが歯磨きですが、正しいやりかたが分からないというパパやママが多いのではないでしょうか?
また、歯が生え始めの時期とその後の時期ではケアする方法も違ってきます。
用意するものや、やり方についてここで詳しくご紹介します!
用意するもの
ガーゼ
歯が生えて間もない頃はガーゼで拭うだけで十分です。
歯の本数が少なく、歯磨きがうまくできない時はガーゼを使って歯の汚れをふき取ってあげましょう。
だんだん歯の本数が増えてきたら、歯ブラシを使うといいでしょう。
歯ブラシ
ある程度歯が生え揃ってきたら、赤ちゃん用の歯ブラシを購入し朝と晩に磨いてあげましょう。
また、寝る前にミルクやおっぱいを飲んだ場合も歯磨きをしてから寝かせましょう。
お口の中に母乳やミルクが残ったまま寝てしまうと、虫歯になるリスクが高いです。
うがいがうまくできるようになるまでは、水だけの歯磨き粉なしで磨いてあげましょう。
お子さんが自分で磨けるようになれば、仕上げ用歯ブラシを別に用意して歯磨きをさせましょう。
デンタルフロス
子どもが3歳頃になると、歯と歯の間にプラークが付きやすくなります。
そんな時、デンタルフロスを使えば効果的にプラークを取り除くことが可能です。
ドラッグストアやスーパーなどでもデンタルフロスが売られているので、チェックしてみてください。
使い方が分からない場合は、かかりつけのクリニックで聞いてみるといいでしょう。
赤ちゃんの歯磨き回数や時間って?
赤ちゃんの歯磨き回数や時間ってどれくらいがベストなのでしょうか?
大人同様、毎食後きちんと歯磨きした方がいいのかな?と思ってしまいますが、まずは夜寝る前から始めるといいでしょう。
しばらくして歯磨きに慣れてくれば、毎食後磨くようにし少しずつ習慣づけしましょう。
寝ている間は、唾液の分泌が減ってしまい虫歯になりやすいので、夜寝る前の歯磨きは特にていねいに行いましょう!
では、1回当たりの歯磨きにかける時間についてですが、1つ1つの歯を小刻みに5秒程度小刻みに磨きます。
もちろん、歯の表と裏どちらもです。
あまりていねいにやりすぎると赤ちゃんがぐずってしまうので、長い時間歯磨きをするのはやめておきましょう。
長い時間歯磨きをやり過ぎると、歯磨きし終わっていないのに赤ちゃんがぐずってしまい全部磨けないことがあります。
いつも同じ順序で歯磨きすると同じ歯ばかり磨き残しができてしまうので、順番を変えて磨くことをおすすめします。
たとえば、上の歯から磨いたら、明日は下の歯…という具合です。
赤ちゃんの歯磨きのやり方
まずは楽しい雰囲気を作り、スキンシップから始めてくださいね。
パパやママなど歯磨きをしてあげる人のひざの上に赤ちゃんの頭を乗せます。
顔をなでてあげたり、顔同士をくっつけたりなどしてリラックスさせてあげましょう。
慣れてきたら優しく声掛けしてあげ、歯磨きしていきます。
ガーゼ磨きのやり方
歯が生えて間もない頃の赤ちゃんはガーゼで優しくケアしてあげましょう。
まず、ミルクやおっぱいの後はお茶や白湯などを飲ませてお口の中をきれいにします。
次に、大人のひざの上に仰向きにねかせ、人差し指にガーゼを巻いたら水やお湯に濡らした状態でお口の中に入れてなぞるように優しくふき取るだけで終了です。
歯ブラシを使ったやり方
乳歯の数が増えてきたら、赤ちゃん専用の歯ブラシを使って磨いてあげましょう。
鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、力を入れすぎないよう注意します。
磨く際もあまり力を入れすぎないようにします。
そこまで力を入れなくても汚れはきれいになるからです。
歯ブラシを赤ちゃんの歯に当て小刻みに動かします。
この時、歯ブラシの角度は直角がベストです。
また、歯ぐきが傷つかないように人差し指を使って保護しながら磨いていきましょう。
奥歯を磨く際には、
歯ブラシを持っていない方の手の指を使い口のはしを拡げていただき、ほおやあごに歯ブラシを持った手を固定して磨いてあげましょう。
赤ちゃんを歯磨きする際の注意点
歯ブラシは毛の柔らかいものを
毛が硬い歯ブラシだと赤ちゃんが歯ぐきに当たった時痛がるので、柔らかいものを選んであげましょう。
歯磨き粉は赤ちゃん専用を
歯磨き粉にはフッ素など虫歯を防止する成分が入っています。
本格的に使うのはうがいができるようになってからにしましょう。
最初のうちは、赤ちゃん専用のものを使いましょう。
まとめ
赤ちゃんの歯磨きのやり方や注意点についてまとめてみました。
私が子育てしていた頃も子どもを歯磨きさせるのに一苦労で、仕上げ磨きも面倒だな…と思った記憶があります。
でも、お子さんの歯を守ってあげられるのはパパやママだけです。
楽しみながら歯磨きする習慣をつけて、お子さんの歯を守っていってあげてくださいね。