はじめに
哺乳瓶で授乳ができればお世話する人の負担が軽くなり、精神的にも楽ですよね?
ただ、赤ちゃんが哺乳瓶を突然嫌がり飲まなくなるケースもあるでしょう。
本記事では、なぜ赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるのか、その原因と対処法をお教えします。
ぜひ、赤ちゃんの気持ちになってその理由を考えてあげてみてくださいね!
哺乳瓶を嫌がる理由&対処法
適温でない
哺乳瓶でミルクをあげる時、人肌程度にしてあげるよう産院で指導されたかと思います。
ですが、この人肌というのが難しいです。
私は湯冷ましを作っておき、哺乳瓶にミルク、熱湯を少し入れた後、湯冷ましで人肌程度にしていました。
哺乳瓶を持った時熱すぎず、ぬるすぎず…という状態で赤ちゃんに授乳していたような気がします。
ただ、赤ちゃんによってはちょっと熱めがいいという場合もありますし、飲んでいる間に冷めてくるので少し熱めに作った方がいいのかも。
母乳だと冷める心配はないですが、ミルクだと温度に気をつけてあげたいですよね。
味が嫌い
そもそも、ミルクの味が嫌な場合、哺乳瓶を嫌がることがあります。
母乳は飲むのにミルクは飲まないという場合はこのケースだと考えられます。
ミルクと一言で言っても各メーカーで味が少しずつ違うので、お試しサイズなどがあれば購入し試してみるといいでしょう。
母乳の方がいい
赤ちゃんによってはママの母乳でないと嫌がる場合もあります。
生後3ヶ月頃になると味が分かるようになるため、この頃から哺乳瓶を嫌がるようになれば、その可能性型があります。
1度、母乳を哺乳瓶に入れてみて飲むかどうか試してみるといいでしょう。
アレルギー
中には乳製品アレルギーでミルクを飲まないという赤ちゃんもいるようです。
ずっと母乳で育てていて哺乳瓶でミルクを与えるようになり、初めてアレルギーだと気づく場合もあるとか。
この場合、医療機関で調べてもらった方がいいかと思います。
乳首のサイズが合わない
哺乳瓶の乳首には対象月齢が設定されており、赤ちゃんの吸う力で出て来るミルクの量が変わります。
赤ちゃんが成長しているのにまだ小さい月齢のちくびを使っていると、最適な量が出ないので赤ちゃんが飲まなくなることもあります。
対策としては赤ちゃんが哺乳瓶で飲んでいる時、ちゃんとミルクが出ているかどうか、逆に出過ぎていないかどうかをチェックするようにしましょう。
なお、哺乳瓶の種類によってちくびの穴のサイズや形が違っているので、購入する際確認しておきましょう。
もし、ちくびを変えた途端に哺乳瓶でミルクを飲まなくなったら、いったん元のちくびに変えていただき、しばらくしたら新しいサイズに変えるようにすれば、飲むかもしれません。
また、いくらその月齢に合ったものを準備しても、素材や形によって嫌がることもあるので、どうしても飲まないようであれば、同じメーカーの違うものを試してみてはどうでしょうか?
お腹がすいていない
そもそもお腹がすいていないから哺乳瓶を嫌がるという場合もあるようです。
そのような場合はいつもよりちょっと長めに時間を空けてもう一度飲ませてみましょう。
それでも無理な場合、あまり強引に飲ませようとすると哺乳瓶に拒否反応を持ってしまう可能性があるので、しばらく日をおいて再度チャレンジするといいでしょう。
環境の問題
わたしの場合、赤ちゃんが産まれてしばらく実家に帰っていて、実家では哺乳瓶で飲んでいたのが、家に戻るととたんに飲まなくなったということがありました。
しばらくすると疲労困憊してしまい、また実家に戻ることに。
最終的には哺乳瓶で飲んでくれたのですが、理由が分からず泣いてばかりいる赤ちゃんをどうすればいいのか不安になり、こちらも泣きそうになったものです。
きっと、環境の変化で飲まなくなったのだろうと、今なら冷静に判断できます。
また、場合によってはママが哺乳瓶でミルクをあげると嫌がるようになったため、パパやおばあちゃんなどあげる相手を変えてみると、飲むようになったということもあるようです。
きっと、哺乳瓶で飲まなくなったことに不安になったママが怖い顔でミルクを無理に飲ませようとするのを赤ちゃんが察知したからでしょう。
それを他の人に代わってもらうことで赤ちゃんもリラックスしてミルクが飲めます。
赤ちゃんはちょっとした環境の変化に敏感なので、リラックスできる環境作りも大切です。
どうしても代わってもらう人がいない場合、音楽をかけたりするのもいいですね。
まとめ
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる原因やその対策についてわたくしSUZUKOの経験に基づきお教えしました。
急に赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がるようになると、ママは焦ってしまい、それを感じた赤ちゃんがさらに飲まなくなる…という悪循環に陥ります。
そんな時は誰かに代わってもらうなど工夫してみましょう!
ぜひ、赤ちゃんもママもリラックスした状態で授乳できるよう努めましょう!