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和室におすすめの壁材は?素材ごとのメリットとデメリットを解説

和室の使用用途は、人それぞれで客間や寝室などに使用されます。また、LDKとつなげて広々とした空間として和室を使用する方もいるでしょう。

和室の壁をリフォームする際は使用用途に応じて、和室の壁材を選ぶと満足できます。この記事では、和室におすすめの壁材をご紹介するので、リフォームを検討している方は参考にしてみてください。

和室の壁材壁紙の特徴

特徴 壁紙 聚楽 砂壁 珪藻土 漆喰
機能性
費用 ×
メンテナンス性 ×

壁紙(クロス)の特徴

壁紙を大きく分類すると、ヨーロッパやアメリカ製の洗練されたデザインのビニールを使用した壁紙と、日本に古くから伝わる和紙などを使用した壁紙に分けられます。一般的に和室に馴染むと言われているのは、和紙を使用した壁紙です。

壁紙のメリット

日本に古くから伝わる和紙を使用した壁紙は、独特の風合があるため、和室との相性が良いです。また、湿気を吸収して、乾燥時には湿気を放出するという調湿作用もあります。また、防音効果もあると言われています。

壁紙のデメリット

和紙の壁紙は薄く破れやすいため、貼り替えの際に施工の手間がかかります。また、楮(コウゾ)などが原料の壁紙は高額です。和紙の壁紙でリフォームをし直しても、水や油に弱く、擦れにも弱いです。このように、メンテナンス性が低い点がデメリットです。

聚楽の特徴

日本の和室に良くみられるのが、聚楽壁です。聚楽壁は、京都を代表する最高級の土壁として知られています。そのため、日本の伝統的な建物にも使用されており、とても落ち着く空間を演出できます。

聚楽のメリット

聚楽壁は、砂の目が綺麗に揃うため美しい仕上がりとなります。また、混ぜる土のブレンド方法によって、さまざまな色合いを出すことができて、暖かみを感じられる風合いの壁です。

美しいだけではなく、聚楽壁は湿度を調整してくえる調湿性、火災時に安心な防火性、音を抑える吸音性、暑さや寒さに対応する断熱性など、さまざまな利点が揃っています。

聚楽のデメリット

聚楽壁は、経験豊富な左官職人ではないと施工することができません。近頃は、聚楽壁を選ぶ方が少なくなってきたため、聚楽壁を塗装できる左官職人は少なくなり、施工を依頼する場合は高額となってしまいます。

また、聚楽壁は劣化をする自然塗装です。きめ細かい砂壁状の聚楽壁は、劣化によるひび割れや、表面の砂が落ちるなどの欠点もあります。

砂壁の特徴

砂壁を使用した和室は減ってきていますが、日本古来では和室には砂壁が使用されていました。そのため、砂壁は和室との相性が非常に良い壁材で、昔ながらの和室の雰囲気を演出することができます。

砂壁のメリット

砂壁は、湿気を吸ってくれるため、涼しさを保つことができます。また、嫌な臭いの原因を吸収して分解するため消臭効果もあります。近頃では、自然素材の砂壁が見直されていて、アサレルギーなどのシックハウス症候群の対策として利用される機会も増えています。

砂壁のデメリット

砂壁は、漆喰などのように硬化することはないため、ボロボロと砂がこぼれ落ちてきてしまいます。また、物をぶつけたり、壁を擦ると削れたりするため衝撃にも弱いです。また、近頃は和室でも和モダンなどが人気を集めていますが、現代家屋の雰囲気には、マッチングしません。

珪藻土の特徴

珪藻土は、植物プランクトンの殻が沈殿して化石になったものをいいます。世界各国で採取できますが、建材としての歴史は意外と浅いです。しかし、自然素材で機能性に優れているため、近頃は建材として大きな注目を集めています。

珪藻土のメリット

珪藻土は、無数の小さな穴があり、部屋の湿度状況に応じて湿気を吸放出する調湿効果があります。穴の直径は2~50ナノメートルで細かく、比較されることが多い漆喰よりも高い調湿作用が高いと言われているのです。また、湿気を吸収するため、消臭効果もあります。

また、漆喰と比較すると色のラインナップが豊富です。着色料を混ぜると数百種類の色を出せます。これは、カルシウムイオンが表面に浮き出て白いムラが出やすい漆喰ではできない珪藻土ならではの魅力です。

珪藻土のデメリット

珪藻土は、漆喰のように硬化はしません。そのため、手でなでると砂っぽい感じがして経年劣化で粉がポロポロと剥がれ落ちてきてしまいます。近頃は、凝固剤が使用されている珪藻土も販売されていますが、このような珪藻土は、本来の効果が弱まるので注意が必要です。

また、珪藻土は吸水性に優れているため、水を吸着しやすいです。そのため、シミなどができやすいので気を付けなければいけません。

漆喰の特徴

漆喰は、消石灰を主たる固化材とし、建築物の内外装に使用されている建材です。ヨーロッパでは伝統的な建材として知られていて、機能性に優れているため、自然素材の家で良く使用される建材として有名です。

漆喰のメリット

漆喰はVOC(発揮性有機化合物)を吸着・分解するので、消臭・抗菌効果があります。ホルムアルデヒドを吸着・分解し無害化するため、シックハウス症候群の方におすすめです。また、珪藻土と同様に呼吸する壁と言われており、人が快適に感じる湿度に調整してもらえます。

 

珪藻土と異なり、固まるためポロポロと剥がれ落ちることはありません。また、メンテナンス性も高いことが大きなメリットとなります。また、ヨーロッパの伝統的な住宅に使用されている漆喰の耐用年数は約60年と言われています。

漆喰のデメリット

漆喰は、あまりデメリットがありません。壁を擦るとキズが入ることはありますが、これらは他の壁材でも同様のことが言えるでしょう。珪藻土のように水を吸収してしまいますが、その場合のメンテナンスの対処法もあるので、汚れた場合も安心です。

まとめ

この記事では、和室におすすめの壁材についてご紹介しました。和室の使用用途は、人それぞれです。そのため、使用用途に応じた壁材を選んでみてください。デザインや機能面などを熟知しておくとリフォーム時の失敗もありません。ぜひ、この記事を役立ててくださいね。

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