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DIYで壁を撤去!撤去の手順と費用の相場、注意点まで詳細解説

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DIYで壁を撤去!撤去の手順と費用の相場、注意点まで詳細解説

壁の撤去は、リフォーム業者に依頼するよりDIYのほうがコストを抑えることができます。
しかし安易に壁を撤去してしまうと、耐震性に悪影響を与えるため、慎重な判断が必要です。

「DIYで壁を撤去する方法が知りたい」

「どのくらい費用がかかるか気になる」

そうお考えの方のために、この記事では、DIYで壁を撤去するための手順について詳しくお伝えします。

DIYで壁は撤去できる?

DIY 疑問

壁をDIYで撤去できるかどうかは、その住宅の構造や壁の位置によって変わります。
ここではそれぞれの住宅の構造ごとにどう判断するべきか大まかに見ていきましょう。

木造戸建ての場合

木造の戸建ての場合、その構造によって判断の基準が変わるため注意が必要です。
木造を大まかに分けると以下の2種類があります。

ツーバイフォー

ツーバイフォーとは、それぞれの壁が家全体を支える構造になっています。

地震に対して、住宅を支える壁を耐力壁といい、この壁を撤去してしまうと建物全体の耐久性に影響し建物が歪んでしまうことになりかねません。
家の多くの部分をこの耐力壁で支えているため、壁を壊すには図面をよく見て判断する必要があります。

木造の筋交い壁

筋交い壁の場合には、筋交いが建物を支える大切な役割を果たしています。
筋交いを取り除くと耐力に関わるため、取り除くことできません。

ただし、筋交いを取り除かずに壁だけを取り除くことは可能です。
また柱については取り除いても問題ないものとそうではないものがあるため、これも図面を見て判断する必要があります。

マンションの場合

マンションの場合には、専有部であれば、耐力に関わらない壁は壊すことが可能です。

コンクリートになっている壁は建物の構造に関わるため、撤去できませんが、間仕切り壁の多くはそうではありません。
そのため、解体の自由度は比較的高いと言えます。

DIYで壁を撤去する手順

DIY 手順

では実際にDIYで壁を撤去する手順について見ていきましょう。

壁を抜くこと自体はそれほど難しくありません。
しかし、さきほどの耐震性の問題のほか、壁に電気線やパイプなどが埋められている場合もあります。

これらの線はDIYで対処するのは難しいため、事前に図面で確認してから壁を壊しましょう。

準備するもの

DIYで壁を撤去するのに必要なものは大まかに以下の道具類があります。

  • バール
  • 電動ドライバー(あれば)
  • マスカー
  • 養生ダンボール
  • 養生テープ
  • 土嚢袋
  • 防塵マスク

バールは大きめのものを使わないと、壁を壊せず時間がかかります。
価格が気になるかもしれませんが、大きめのバールを購入しましょう。

特に壁の構造にもよりますが、壁を壊すのには廃材を入れる土囊袋も30〜50袋くらい必要です。
また、小さな袋では壊した廃材を細かく切断しなければいけなくなります。

「ビニール袋で代用しよう」というのも避けましょう。
廃材は重量があり、とげも多いため、プラスチックの袋では簡単に敗れてしまいます。

作業の手順

ではDIYで壁を壊す作業手順についてみていきましょう。

養生

最初に行う作業が養生です。
壁を壊すと埃が大量に舞うため、汚れや傷がつかないように壊さない部分を覆う必要があります。

床を壊して張り替える予定がある場合には必要ありませんが、傷が付くのが気になる部分には養生しておくと良いでしょう。

バールで壁の石膏ボードを壊していく

まずはバールで壁を思い切り叩いで石膏ボードを壊していきましょう。
ある程度力を入れないと壊せないため、思い切りいきましょう。

内部の木組みや軽鉄を取り除く

内部の木組みや軽鉄があらわになってきたら、それを取り除いていきましょう。
むやみに壊すと、倒して周りを傷つける可能性があるため、丁寧に作業する必要があります。

ビスで止まっている場合には、電動ドライバーを使って取り外しましょう。
取り外す時は一人が材料を支え、もう一人が取り除くなど、2人でやると安全に作業ができるためおすすめです。

壊さない部分を極力傷つけないよう、壁の際などの部分は時間をかけて丁寧に取り除きましょう。

壊した部分の補修を行う

壊した部分はそのままではむき出しになってしまうため、補修を行いましょう。
壁の状態によって補修の方法は様々のため一概には言えませんが、見切り材やベニヤ板などを使って補修していきます。

「つぎはぎができてしまうのが気になる」という場合には、壁や床を取り除いて張り替えることもできます。
そちらの方が手間はかかりますが、継ぎ目なく綺麗に仕上げられますよ。

廃材や養生材を処分する

最後に廃材や養生を取り除いて処分しましょう。
このとき廃材で壁や床を傷つけないよう慎重に搬出するようにしてください。
重すぎる場合には、袋を分けて軽くしてから運ぶのがおすすめです。

廃材を全て取り除いたら、養生を取り外します。
この時ゴミが舞わないよう静かに外すと、後の掃除が楽になります。

これらはゴミを捨てるようには捨てられないため、廃材業者に処分をお願いする必要があります。
自分で持ち込む場合には、自家用車だと傷つけてしまう可能性があるため、車に養生をするか、あらかじめトラックをレンタルするのがおすすめです。

DIYで壁を壊すときの注意点

DIY 注意点

DIYで壁を壊すのには注意するべき点について見ていきましょう。

壊すのに注意が必要な壁がある

繰り返しになりますが、最も重要なので再度あげておきます。

重要

・筋交いがある壁

・耐力壁

・パイプや電気が通っている場合

上記はDIYでなんとかしようとするよりはリフォーム業者にお願いした方が間違いがありません。

どう補修するかでその後のDIYの手間が変わる

壁の解体作業自体はそれほど難しくありませんが、補修方法でDIYの手間も変わります。
取り除いた部分を簡単に埋めるだけなら、それほど難しくありませんが、その場合にはどうしてもつぎはぎができてしまい、見た目が悪くなります。

きれいに仕上げたい場合には、床や壁を全てまとめて新しくする方法がおすすめです。

DIYの費用や作業の手間も大幅に大きくなりますし、DIYの難易度も上がるため、自分の技量などから考えて決めると良いでしょう。

不安な場合は、途中からでも解体業者に相談する

壁は一度壊すと取り返しがつかなくなるケースもあるため、その判断は慎重に行う必要があります。
不安に感じられる場合には、解体業者に相談しましょう。

壁を壊したら電線が出てきてしまった、といった作業途中でも、無理に進めない判断が大切です。

DIYで壁を撤去する場合の費用の相場

DIY 費用

DIYで壁を撤去する場合の費用を大まかにまとめると、以下の通りです。

・工具にかかる費用(1,000〜30,000円)

・養生にかかる費用(2,000〜10,000円)

・廃材処分にかかる費用(10,000〜30,000円)

大まかですが、これらをまとめて、15,000〜60,000円程度かかります。
工具をどの程度揃えるかによっても費用は大きく変わります。

その後も様々なDIYをするのであれば、この機会に電動工具を購入するという選択肢もあります。

まとめ

この記事では壁をDIYで撤去するのにその判断の方法や、手順、かかる費用についてお伝えしました。
壊せる壁かどうか判断するには注意するべき点もありますが、壁の撤去作業はDIYでも決して難しいものではありません。

DIYで壊せそうな壁があれば、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

今回ご紹介した工具類

 

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